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食べることに情熱を燃やし、そこに人生最大の楽しみを楽しみをおいている人がフランスにはたくさんいる。そしてフランス各地にそれぞれ特色のある郷土料理があり、ワインがあり、フランスの旅をますます楽しくしてくれる。
■カフェ コーヒー(Cafe/カフェ)を頼むと濃いエスプレッソが出てくる。アメリカンコーヒーは一般的ではない。アイスティーやアイスコーヒーもない。夏はオレンジやレモンの生ジュース(orange pressee/オランジュ・プレッセ、citron presse/シトロン・プレッセ)やミント・ティー(the a la menthe/テ・ア・ラ・マント)などはいかが。カフェではビールなどアルコール類を頼んだり、時間に関係なく、サンドイッチ、オムレツ、クロック・ムッシューなどの朝食をとったりすることもできる。
■レストラン レストランには大小、高級から一般まで、とさまざまあり、よりどりみどりだ。
・フランス料理店Restaurants francais 予約が必要な高級レストランから気軽に入れる庶民的な店まで数多くある。 ・ブランスリーBrasserie ビヤホールのことだが、日本でイメージするビヤホールとは大分雰囲気が違い、レストランとカフェの中間的存在。レストランと違い、だいたいいつでも食事することができる。 ・ビストロBistrot もとはブドウ酒を売る店のことだった。比較的気軽に入れるレストラン、といった感じのところが多いようだ。 ・クレープ店 Creperie クレープ専門店。クレープは甘いおやつ、といったイメージが日本ではあるが、フランスでは具の種類も多く、食事としてとることができる。 ・日本料理店 パリを除けば、その数は非常に少ない。 ・中華料理店 少し大きな町にならまずある。相当小さい町に行っても、1店くらいはみつかるものだ。ベトナム料理やタイ料理と合わせて出す店も多い。
どの店も共通して言えるのは、入り口に必ずメニューが出ていること。それによって料理と値段が分かる。フランス人もよく、じっとメニューをにらんでいる。なお、日本でいうメニュー(品書き)は、ラ・カルト(la Carte) と言う。メニューというと、コースになった定食の意味になるので、ご注意。メニューください、というと、品書きを欲しいと言っているのではなく、定食を注文した、と受け取られる可能性もある。
■食事時間 地方や季節によって違うが、昼食がただい12時から14時、夕食は20時から23時くらいが一般的だ。日本人は概して夕食が早いが、19時くらいに行っても店はガランとしていることが多い。
またレストランは昼食、夕食の時間帯しか開けていないが、サンドイッチ、オムレツ、サラダなどの軽食はカフェやブラッスリーでは時間に関係なく食べることができる。 カフェもブラッスリーも、カウンターで立って飲むのと、椅子に座って飲むのでは料金が違う。
■利用方法 食べ歩きガイドブックに載っているような高級レストランは予約が必要だが、普通のレストランでは特に必要ない。しかし、レストランで勝手に客席につくことはできず、入り口で案内を待つ。こちらの人数を言うと適当な席に案内してくれる。
■服装&マナー 3ツ星クラスのレストランなら、スーツ、ネクタイ、ワンピースなどの服装のほうが好ましいだろうが、ブラッスリーなら有名店でもそれほど窮屈ではなく、ラフな格好で大丈夫だ。女性同伴の場合、入り口からレストランに入るのも、席につくのも女性優先だ。そのほか大きな話し声などもルール違反。公共の場での喫煙は法律で禁止されており、レストランでは喫煙者席を別にしている。
■注文 ウェイターはまず、前菜、主菜の注文をまず受ける。そして必ずそのあとに飲み物を聞いてくるので、好みのワインなり、ミネラル・ウォーターなりを頼む。
■ウェイター 持ちテーブルが決まっているので、通りかかったウェイターに声をかけても担当でなければ振り向いてくれない。席に案内されて座っていれば、そのうち必ず担当のウェイターが来てくれる。なお、ウェイターを「ギャルソン」とよぶ言い方は現在ではほとんど使われていない。呼びかけるときは「ムッシューMonsieur」というのが普通だ。ウェイトレスの場合はマドモワゼルMademoiselle、マダムMadame。
■食事 ラ・カルト(品書き) の中から好きなものを選ぶのをア・ラ・カルト a la carte と言う。無理して、前菜、スープ、魚、肉、と順に正式なコースを頼む必要はない。日本人の場合、量が多すぎて食べられなくなることもあるが、最近はフランス人もメイン一皿だけ、前菜を2皿頼み、そのうち1皿をメインに、といった柔軟な頼み方をしている人が増えている。 定食(Le menu fixe、とか plat du jour と書いてある)の場合は、前菜、主菜とも何種類か用意されていて、その中から好きなものを選ぶパターンが多い。 食べ終わってナイフとフォークをそろえておけばウェイターが来て、テルミネtermine ? とか、フィニfini ? と聞くので、うなづけばデザートの注文をとる。
■勘定 アディシオンL'addition と言う。勘定はテーブルで行う。サービス料は含まれているのが普通だが、釣りの小銭はチップとしておいていく人が多いようだ。もちろん、星付きのレストランなどではそれなりにチップは必要である。カード払いの場合も別に置いていく。
カフェやブラッスリーの歩道に用意された席の場合には、注文したものが運ばれてきたときにすぐ支払うか、飲んでいる途中の適当なときに支払いを済ませるのが一般的のようだ。支払いを済ませるとウェイターはレシートを少し破る。支払済みの印で、あとは何時間でも好きなだけ座っていても構わない。
■ワイン ヴァンVin と言う。赤(Rouge ルージュ))、白(Blanブラン)、 ロゼ(Roseロゼ)。ワインリストを解読するのに苦労しても、高級レストランならソムリエに相談するか、普通の店でもウェイターが食事に合ったものを選んでくれるだろう。庶民的な店で日常的に飲むのなら、銘柄品ではなくテーブルワインvin de table /ヴァン・ド・ターブル を頼めばいい。1本が多ければハーフボトル(demi bouteille/ ドゥミ・ブテイユ)を。 カラフCarafe を頼めばハウスワインが出てくる。
■水 ミネラルウォーター(eau minerale /オー・ミネラル)には炭酸入り(gazeuseガズーズ)と炭酸無し(non gazeuse ノン・ガズーズまたはeau plate オー・プラット) の2種類がある。前者で一般的なのはペリエPerrier やバドワBadoit。 後者ではエヴィアンEvian、ヴィッテルVittel など。
■ビール ラ・ビエールLa biere と言う。日本の小瓶くらいの大きさの瓶が一般的。生ビールはプレッシオンpression またはドゥミDemi(半分という意味で、370cc 程度)。フランスの北部では数多くのビールを生産しており、最近はフランス全体で消費量があがっている。
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