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「美食の都」「絹の街」「金融の街」「ハイテクの街」、パリに次ぐフランス第二の都市にはさまざまな称号がある。

街はソーヌ川の西側がローマ時代からルネッサンス時代の建物がいまに息づく旧市街、東側のベルクール広場を中心とした界隈はリヨン一の繁華街。さらにローヌ川の東側はビジネス街として栄える。川を境にして三様の異なった顔をのぞかせる。

旧市街には14世紀につくられた天文時計が名高いサン・ジャン大司教教会やローマの遺跡が残り、リヨンの街が一望にできるフルヴィエールの丘など見どころも多い。

リヨンで絹織物工業が発展したのは1436年にルイ11世が年4回、自由市を開催する特恵を授けたことが契機となった。かつて日本からカイコを輸入していたこともあり、こうしたリヨンの絹織物の歴史は織物歴史博物館などで調べられる。
 
 
 
 
▲アクセス
空路/パリ・オルリー空港もしくはシャルル・ド・ゴール空港から1時間、市内まで27キロ、バスで50分
鉄道/パリ・リヨン駅からTGVで2時間。新市街に近いリヨン・パール=ディユー Lyon Part-Dieu 駅もしくは旧市街に近いリヨン・ペラーシュLyon Perrache 駅で下車
▲観光局
リヨン観光局  www.lyon-france.com

 



旧市街  VIEILLE VILLE
サン・ジャン大司教教会のある一帯は旧市街と呼ばれ、細い石畳の道が入り組み、両替広場や役所広場など昔の街並をイメージさせる地名が残る。建物の回廊や中庭を通る抜け道が多く、第二次世界大戦下ではレジスタンスの逃げ道として使われた。


サン・ジャン大司教教会 CATHEDRALE SAINT-JEAN
フルヴィエールの丘のふもと、初期キリスト教の洗礼堂などいくつかの聖堂があった場所に12世紀建てられた。ルイ9世がここに葬られているほか、14世紀の天文時計や入口扉の上にある大きなステンドグラスなど見どころが多い。


■フルヴィエールの丘 FOURVIERE
紀元前43年、シーザーの元副官がこの丘に街を築いたのがリヨンの起源。丘のうえの展望台からは街を一望することができ、旧市街からケーブルカーが出ている。丘の中腹にはローマ劇場、上にはフルヴィエール教会がある。


■フルヴィエール教会 BASILIQUE DE FOURVIERE
1872年にリヨン市民の寄付で建てられた教会。街のシンボル的存在で、モザイクや大理石が多く使われている。中央には青い天使の像、その西には金色に輝く聖母マリアの像が立っている。


■オペラ座 OPERA DE LYON
テロー広場の近くにあり、1993年にリニューアルした。近代的な外観に生まれ変わったが、ロビーの天井は旧オペラ座の名残をとどめている。公演回数も多い。


ローマ遺跡

■ローマ劇場 THEATRE ROMAIN
紀元前15年の建造円形劇場。観客席1万人の規模を誇るフランス最大の野外ローマ劇場で、現在でもオペラやコンサートなどが開催される。隣接地にはオデオンと呼ばれる音楽堂も残されている。入場は無料。


■ガリア・ローマ文明博物館 MUSEE DE LA CIVILISATION GALLO-ROMAINE
古代ローマ時代のリヨンにまつわる遺物を展示。なかでも1528年に発見されたクラウディウスの青銅板は代表的なもので、48年にローマの元老院で行ったクラウディウス皇帝の演説の原文が刻まれている。
住所 17, RUE CLEBERG
電話 04 72 38 49 30
時間 10:00~18:00
 
休館日 月曜日、1月1日、5月1日、11月1日、12月25日
料金 一般3.8ユーロ、18-25歳・子供3人以上の家族・10名以上のグループ2.30ユーロ、18歳未満と毎週木曜日は無料


■ベルクール広場 PLACE BELLECOUR
17世紀につくられた広場で、中央にはルイ14世の騎馬像が建つほか、カフェテラス、観光案内所もある。リヨンの中心地で、周辺はホテルやレストラン、ショップが立ち並ぶ賑やかな一角。夜にはライトアップが施される。





■装飾博物館 MUSEE DES ARTS DECORATIFS
18世紀の貴族の館を改修した建物で、織物歴史博物館と隣接。16~18世紀の家具や調度類、宝飾品、タペストリー、陶器などが展示されている。
住所 34, RUE DE LA CHARITE
電話 04 78 38 42 00
時間
10:00~12:00 14:00~17:30
休館日 月曜日、祝日
料金 一般6ユーロ、10名以上のグループ5ユーロ、16歳~25歳は3ユーロ、15歳以下無料
URL www.musee-des-tissus.com


■印刷博物館 MUSEE DE L'IMPRIMERIE
リヨンの初期の印刷所の様子や、木版から活版、写植にいたる印刷技術の歴史をたどることができる。また、銀行の発展の歴史に関する展示もある。
住所 13, RUE DE LA POULAILLERIE
電話 04 78 37 65 98
時間
9:30~12:00、14:00~18:00
休館日 月曜日、祝日
料金 一般3.8ユーロ、学生・10名以上のグループは2ユーロ、18歳以下無料)
URL www.imprimerie.lyon.fr/


リヨン美術館 MUSEE DES BEAUX-ARTS
17世紀に修道院として使われていた建物を利用。ドラクロワ、モネ、ルノワール、ロダン、藤田嗣治などの絵画を所蔵。リヨンには20近くの博物館・美術館があるが、そのなかでも代表的な存在。
住所 20, PLACE DES TERREAUX
電話 04 72 10 17 40
時間
10:00~18:00 金曜10:30~20:00
休館日 火曜日、祝日
料金 一般6ユーロ、学生・10名以上のグループは4ユーロ、18歳以下無料

■ガダーニュ館 HOTEL GADAGNE
14~16世紀にかけて建てられた館は、リヨン歴史博物館とマリオネット博物館として、現在一般公開されている。マリオネット博物館にはフランスのあやつり人形ギニョルから、日本の文楽人形まで約500体が展示されている。
住所 1, place du petit college
電話

04 78 42 03 61

時間 2月6日~5月18日までの11:00~18:00
休館日 火曜日、祝日(2008年末までマリオネット博物館は閉館、リヨン歴史博物館は2009年春まで閉館)
料金 一般5ユーロ、10名以上のグループ・学生は3ユーロ、18歳以下無料
サイト www.museegadagne.com


■織物歴史博物館 MUSEE HISTORIQUE DES TISSUS
15世紀以降、絹織物で栄えてきたリヨンの織物の歴史を表わした絵画をはじめ、フランスの宮廷衣装やタペストリーなど年代もののコレクションが豊富。マリー・アントワネットがリヨンに発注、宮殿の寝室を飾ったカーテン、ベッドカバーもある。
住所 34, RUE DE LA CHARITE
電話 04 78 38 42 00
時間 10:00~17:30
休館日 月曜日、祝日
料金
一般6ユーロ、10名以上のグループ5ユーロ、16歳~25歳は3ユーロ、15歳以下無料
URL www.musee-des-tissus.com
 
 
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